あなたの “好き” で、暮らしをデザインする「NONDESIGN」。
今回お話をうかがったのは、フランク奈緒美ロレインさん、良さん夫婦。
釣りやキャンプにとアクティブな良さんと、どちらかと言うとインドア派と話す奈緒美さん。
お互いを尊重する自然体の暮らしを覗かせてもらった。
お招きした場所は、「NONDESIGN」から新しく登場した住宅、「NONDESIGN NOA(ノンデザインノア)」。
「NEW OLD AMERICAN 」をテーマに掲げ、旧き良きアメリカンスタイルを、現代のライフスタイルにフィットさせた。
私たちのカルチャーに根付いたアメリカンスタイルを、より洗練されたデザインに落とし込み、驚きや発見、遊び心を住宅から探求する。
洗練に遊び心を加えた時代を超えたワクワクが、新たな自分らしさを引き出してくれる。
カルチャーを味方につけて、新しい自分と出会う。
そんな毎日が見せてくれるのは、どんな景色だろうか。
一緒にいてもいなくても、自分らしくいられること
結婚して1年半が経つ、奈緒美さんと良さん。
2年間の同棲期間、1年間の別居婚を経て、半年前に夫婦としての新しい暮らしがスタートした。
声を揃えて「朝型です」と話す2人。
アクティブ派の良さんの休日は夜が明ける前から始まることも。
良さん「僕は釣りとサーフィンが趣味なので、朝というか夜中に……」
奈緒美さん「もう、朝の次元が違います(笑)」
良さん「3時、4時には起きて、夜明け前にはサーフィンや釣りを楽しんでますね」
一方で奈緒美さんの趣味は漫画やゲームと、こちらはどちらかといえばインドア派。
奈緒美さん「釣りは一緒に行かないんですが、海だったら一緒に行きますね。波の音を聞きながら漫画を読むのが気持ちいいんです」
良さん「それぞれプライベートや趣味は優先して、という感覚なのでお互い無理やり趣味を合わせることはしないですね」
個人の時間を大切にしながら、一緒に過ごせるときは一緒に過ごす。
自分のスタイルだけに縛られず、けれど決して無理はしない。
それが2人が考える「2人らしさ」だ。
奈緒美さん「一緒に過ごす休日だったら、2人ともコーヒーとワンちゃんが好きなので、ゆっくりコーヒーを入れて、知り合いのワンちゃんがいるカフェに遊びに行ったり」
相手を思ってそれぞれに過ごす時間と、重なり合う時間。
自然体でそれぞれを行き来するしなやかさが、仲良くいられる秘訣に違いない。
好奇心を味方につけて!新しい世界が見えてくる
多趣味な良さんの趣味のひとつはバイク。
休日は、バイクのメンテナンスをしたり、バイクで出かけたりすることも多い。
良さん「オイル交換やちょっとしたメンテナンス程度ですが、そういうことができる場所がある家っていいなって思いますね。ガレージが秘密基地みたいな家って憧れます」
NONDESIGN NOAのアイコンのひとつでもある、広々としたガレージは趣味や遊びにぴったりの場所。自分だけのお気に入りの空間をデザインすることはもちろん、リビングからつながりのある空間のため、家族で過ごす場所にもなる。
また、モルタル風デザインコンクリートを採用したヴィンテージ調の風合いは、経年変化でより魅力を増していく。年月を重ねるほど、自分たちだけの思い出深い遊び場になっていきそうだ。
お気に入りのマシンに乗って都内をぐるりと巡る、そんなデートを重ねるうちに、なんと奈緒美さんもバイクの魅力に目覚めてしまったのだとか。
奈緒美さん「中型ですけど、免許を取りました!」
免許の取得後すぐに冬になったこともあり、まだ乗る機会にはあまり恵まれていない奈緒美さん。この春はふたりでツーリングするのを楽しみにしているという。
「独りで過ごすなら、インドア」と話す奈緒美さんだが、一方で「誰かとなにかをするのが好き」だとも話す。
自分の目線からは見えない世界を覗くと、きっとまた新しい世界が見えてくる。
良さんの背中越しに見えていたいつもの景色は、ハンドルを握るときっと少し違う景色になって現れるはず。
1日の終わりは一緒におうちごはん
朝型で夜が苦手なふたりの1日。夜はゆっくり家で過ごすのが定番になっている。
奈緒美さん「夜が弱いから飲み歩きとかはもともとしないんです。私が在宅ワークなので、良くんの帰宅を待って、自宅で一緒に夕飯を食べます。私がたまに残業があるときは良くんが作ってくれて、仕事が終わったら一緒に、という感じですね」
良さん「料理が上手なのは奈緒美ちゃんの方。僕は『味つけ濃い!肉!炒めておしまい!』なので(笑)」
奈緒美さん「ガツンとした男料理が上手なのは良くんだと思います!」
掛け合いから仲の良さがあふれ出てくる奈緒美さんと良さん。
何気ないいつもの夕食だって、幸せな空気に包まれているのが目に浮かぶ。
料理をメインで担当している奈緒美さんが注目したのは、NONDESIGN NOAのキッチンタイル。
奈緒美さん「まさに、ドタイプ!」
大胆なタイル使いが目を引くキッチンはノスタルジックな表情が印象的。
ひとつひとつ表情が異なるモスグリーンのタイルを贅沢に使うことで、リビングダイニングを華やかな空間に演出してくれている。
現在のライフスタイルは、1年間の別居婚を経ているからこそ、だと奈緒美さんは話す。
奈緒美さん「別居婚のタイミングで、独りで外食をいっぱい楽しんだんです。だからもう満足したのかも。無理しているのではなくて、今は一緒にいるのが日常ですね」
とにっこり。
忙しい平日でも自宅で自分たちで作った夕食をとるのが2人のルーティーン。
それぞれの自由な時間を十分に満喫したからこそ、知り得た新しい日常がそこにあった。
今の「楽しい」を見つける旅を楽しんでいるふたりの笑顔には説得力がある。
自分で決断すること。周囲を思いやること
現在2人が暮らす家は築年数30年以上のいわゆる築古物件だ。
一般的に、築年数は物件を決めるにあたって、重要なポイントになることが多い。
新生活を始めるにあたって、築年数は気にならなかったのだろうか。
奈緒美さん「高い家賃で狭いところに住むのが悔しくて!安くても築古でも、DIYや家具で素敵になるし、そう考えると築年数に関してはなんでもいいかなって」
一般的な価値や流行にとらわれず、自分で選んで決断する。
それは奈緒美さんが自分の中に感じるアメリカのルーツのひとつだという。
奈緒美さん「アメリカは個人を尊重するというのがすごく強い国だと感じていて、みんながやるから、ではなく『私が好きだから』を強く持つことができる国だと思います。自分で決断をするというのは私の中で生きている部分かも」
一方で、自分でなんでも決めてしまうからこそ、良さんの気遣いに魅かれているとも話す。
奈緒美さん「私はその場しか見なかったりするけど、良くんはまわりを本当によく見ていてすごいなぁって。尊敬するところがいっぱいあります」
デザインと遊び心で少しだけ新しい毎日を
趣味や性格など一見、相反するように見える2人。
マイルールに縛られず、しなやかに寄り添い尊重し合う関係は互いの世界を広げ、新しい価値観を運んできてくれる。
2人が口にした「無理しない」はきっと仲良くいられるキーワードだ。
そんな2人に NONDESIGN NOAはどう映ったのだろうか。
良さん「電気工事士という仕事柄、多くの物件を見ている方だと思うんです。けど、こういうアメリカンスタイルの家って、みんな『いいな』と思うけど実際にはほぼ見かけることがない。一生モノの家だと思うとつい保守的になってしまうので、バランスや色合いを提案してくれるのはいいですね。色使いも多いけど浮いているところがなくて、造り手に感性がないとできないな、と感じました」
奈緒美さん「今の家のキッチンのタイルがあまり好みではなくて、DIYをしようと思っているんです。まさに、このキッチンが理想のカラーで。カウンターの木の感じとかもすごく好き」
現在の家も、これからもっと色で楽しみたいと考えていると話す奈緒美さんと良さん。
カラフルなインテリアは、2人のハッピーな毎日にきっとよく似合う。
良さん「あとは吹き抜け。今まで吹き抜けの家をイメージしたことがなかったんですが、過ごしてみるとすごく気持ちよくて、将来家を建てるなら吹き抜けの家もいいなと思いました」
奈緒美さん「ダイニングに座るとちょうど光が差し込んで、夕食を食べるころには夕日がきれいだろうな、なんて想像しました」
2階と繋がる吹き抜けからはたっぷりと光が差し込み、リビングにゆったりとした開放感を与えてくれる。
また、2階廊下の壁を広く取り、吹き抜けの壁をギャラリーのように楽しむことができる工夫も。
写真やアートを飾って、自分たちの「今」を伸びやかに表現する。
そんな暮らしの中から新しい自分たちだけのカルチャーが醸成されていく。
洗練されたデザインと、遊び心を兼ね備えたNONDESIGN NOA。
確かな感性に裏打ちされたデザインは、大胆なのに心地よい空間を造り出す。
独りで過ごす時間も、家族といる時間も、友達と過ごす時間も、NONDESIGN NOAなら新しい景色を見せてくれそう。
セオリーに縛られず、少しだけ自由に、少しだけ新しく。
背伸びをするのではなく、少しだけ遠くを見つめる。
それだけできっと新しい世界が見えてくる。
それがまるで正反対のように見える2人が「今がしっくりきてる」と言える理由かもしれない。
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STAFF
[Text]
SAE HANE