マイフェイバリットアイテム|yume/maaki ・daisuke/mayu sugita/渡辺友美子 | UNSTANDARD(アンスタンダード)
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2025.09.12

マイフェイバリットアイテム|yume/maaki ・daisuke/mayu sugita/渡辺友美子

マイフェイバリットアイテム|yume/maaki ・daisuke/mayu sugita/渡辺友美子


 

住まいに欠かせない家具や雑貨たち。家を建てるなら大好きなアイテムに囲まれた暮らしに憧れるもの。そんな日々の暮らしに彩りを添えてくれるお気に入りのアイテムとSHOPを紹介していく企画「マイフェイバリットアイテム」。

 

今回は、インスタグラムで日々の暮らしを発信するyume さん、京都の暮らしやファッション、旅の記録を発信している maaki さん・daisuke さん、「jurk(ユルク)」のショップマネージャー mayu sugita さん、フリーランスの栄養士として活動する渡辺友美子さんの“マイフェイバリットアイテム”と、オススメのSHOPをご紹介。


ひとつずつ、少しずつ。直感で集めた家具との暮らし|yumeさん

ストライプのレトロソファと大きな窓が特徴のリビング、奈良 Vintage Garden の家具に囲まれ自然光が差し込む空間

築40年の団地の一室をセルフリノベーションして暮らすyumeさん。

 

当初は夫婦での仮住まいの予定だったが、「思っていた以上に居心地が良くて」と、手を加えるうちにどんどん愛着が湧いてきたという。

 

「もともと引越しのたびに家具を入れ替えるのが楽しみで。古道具屋さんやリサイクルショップを巡って、直感的にいいと思ったものを少しずつ集めてきました」

 

暮らしに根付いたインテリアへの関心は、今では自身の活動にも繋がっている。「見せる収納が好きで、常にどう並べたら心地いいかを考えてしまう」という彼女。思わず真似したくなる空間づくりのヒントが詰まった、yumeさんお気に入りのショップを紹介してくれた。

 

「ソファが置いてある場所は、もともと出窓兼収納だったんですが圧迫感があったので取り壊しました。その空間に収まるソファを探していたところ、SNSで見つけて。一目惚れだったんですが、サイズもちょうどよくて、迎えることにしたんです」

 

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ストライプのレトロなソファは、奈良の『VINTAGE GARDEN』で購入。

ストライプのレトロソファと大きな窓が特徴のリビング、奈良 Vintage Garden の家具に囲まれ自然光が差し込む空間

ストライプのレトロソファと大きな窓が特徴のリビング、奈良 Vintage Garden の家具に囲まれ自然光が差し込む空間

[Instagram]@VINTAGE GARDEN 📍〒630-8108 奈良県奈良市法蓮佐保山1丁目12−2

奈良・法蓮佐保山にひっそりと構える『VINTAGE GARDEN』は、静かな住宅街の一角にある隠れ家的ヴィンテージショップだ。フランスやイギリスで買い付けたアンティーク家具や雑貨が並ぶ店内は、まるでヨーロッパの蚤の市を訪れたかのような雰囲気に包まれている。木漏れ日の差し込む穏やかな空間で、ひとつひとつ丁寧に選び抜かれたアイテムとの出会いが楽しめるのも魅力だ。遠方から訪れるファンも多い。

 


作家の息づかいを感じる家具とともに|maaki・daisukeさん

ガラス脚テーブルに木の一枚板を組み合わせたアンティーク家具のダイニング、暮らしに寄り添う一点ものの存在感

京都郊外の静かな住宅地にある一軒家で暮らすmaakiさんとdaisukeさん。

自分たちの感覚を大切に、空間を“作品”として楽しむように住まいをアップデートし続けているふたり。

ヴィンテージの家具や無名作家のアートピース、自然素材と人工素材を織り交ぜた空間づくりは、まるでギャラリーのよう。

 

見せる場所と暮らす場所をゆるやかに分けながら、日常の中にアートやインスピレーションが溶け込んだ住まいをかたちづくっている。

 

家具やインテリアの選び方にもこだわりがある。特に作家ものの家具や器を好み、一目惚れしたものを少しずつ集めていくスタイルをとっている。京都のお気に入りの店でオーナーから紹介されて購入に至るものも多いそう。

 

京都の『TORINOKI FURNITURE』も足しげく通う店の一つ。

 

白い丸テーブルに器やキッチン雑貨をディスプレイしたお気に入りのものたち、暮らしに彩りを添えるコーナー

maakiさん「今年購入したお気に入りのひとつがテーブルなんですが、もともと什器として使われていたガラスの台に、一枚板の天板を組み合わせたものです。TORINOKI FURNITUREにお願いして、理想のサイズや形、色味の好みの一枚板を探していただいていたんですが、そんな中で什器として使われていたガラスの脚に出会い、一目惚れしました」

 

ガラスとのバランスを見ながら木を加工してもらい、オリジナルのテーブルが出来上がった。

ガラス脚テーブルに木の一枚板を組み合わせたアンティーク家具のダイニング、暮らしに寄り添う一点ものの存在感

ガラス脚テーブルに木の一枚板を組み合わせたアンティーク家具のダイニング、暮らしに寄り添う一点ものの存在感

[Instagram]@TORINOKI FURNITURE KYOTO 📍〒606-8351 京都府京都市左京区岡崎徳成町19−2

京都・岡崎、疎水沿いの静かな場所に佇む『TORINOKI FURNITURE』は、数百年の時を生きた木が、そのままの姿で暮らしに溶け込むような家具を届ける専門店。使われるのは、古木の一枚板。木が纏った年月や風合いを削りすぎず、ありのままを活かすことで、空間に自然の記憶を宿す——そんなものづくりを大切にしている。住宅はもちろん、店舗やオフィスなどへの納品実績も多く、イベント時のリースや空間全体のスタイリングまで幅広く対応。家具というより「生きた素材を迎え入れる」という感覚に近い体験を、訪れる人々に静かに伝えている。

 


決めすぎない。ときめきで集めた家具と暮らす|mayu sugitaさん

白い丸テーブルに器やキッチン雑貨をディスプレイしたお気に入りのものたち、暮らしに彩りを添えるコーナー

名古屋でファッションとヘアの複合ショップ「jurk(ユルク)」に勤めるmayu sugitaさんは、同じくアパレル業の彼と2人で暮らすお部屋を、ファッション感覚あふれる感度でスタイリング。

 

古着やインポート、民芸品など異なる“好き”が交差する空間には、ヴィンテージ家具やDIYの什器、ポップな雑貨が心地よく共存。色の組み合わせや素材の配置にこだわりながらも、あえてルールに縛られない、自由なセンスが光る。

 

白い丸テーブルの上にはレコードプレイヤー、ウッドラックには香りのアイテム。ファッション同様、ディスプレイにもグラデーションやバランス感覚を効かせて、ミックススタイルを成立させている。感覚を信じて、少しずつ集めた家具や小物に囲まれた暮らし。そこには“決めすぎない”美意識と、服づくりにも通じる遊び心が息づいている。

 

最近よく訪れるのは、名古屋の『OPERE (オペレ)』。

 

「ポップな色使いで、ユニークなフォルムのものが多くてつい買っちゃう(笑)。椅子と帽子をかけているスタンドもOPEREで買ったものです。彼が料理好きでスパイスカレーやタコスなどの多国籍料理をつくるので、お皿もいくつか購入しました」

 

白い丸テーブルに器やキッチン雑貨をディスプレイしたお気に入りのものたち、暮らしに彩りを添えるコーナー

中でもお気に入りは、白い丸テーブル。

白い丸テーブルに器やキッチン雑貨をディスプレイしたお気に入りのものたち、暮らしに彩りを添えるコーナー

白い丸テーブルに器やキッチン雑貨をディスプレイしたお気に入りのものたち、暮らしに彩りを添えるコーナー

[Instagram]@OPERE 📍〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉1丁目6−20 ライフビル 3階

名古屋を拠点に活動するセレクト家具店『OPERE (オペレ)』は、国内買い付けを中心に、イタリアや北欧のヴィンテージ家具を独自の視点でセレクトしている。空間づくりやライフスタイルの提案までを見据えた店内には、見た目のインパクトと“クセ”に惹かれて選ばれた椅子や照明、小物が並ぶ。アートや音楽など他ジャンルとの横断的な展開も特徴で、感性に刺さる出会いを楽しみに訪れるファンも多い。ジャンルや常識にとらわれない姿勢が魅力のショップだ。

 


暮らしの中心にあるのは、“好き” が詰まった「キッチン」|渡辺友美子さん

Allegory HomeTools の食器と雑貨が整然と並ぶショップディスプレイ、使うほど愛着のわく暮らしの道具たち

フリーランスの栄養士として活動する渡辺友美子さん。

 

高校生の頃、無理なダイエットで体調を崩した経験から「正しい食の知識を広めたい」と栄養士を志すようになったという。

 

「病院でお医者さんに言われたんです。『ちゃんとバランスの良い食事をしてください』って。そのとき、からだに栄養をきちんと取り入れる大切さに気づきました」

 

社員食堂や病院、介護施設での勤務を経て独立。現在はSNSで手軽に作れるレシピを発信するほか、不定期で間借りカフェ「ゆうのごはん屋」を開いたり、企業コラボやレシピ提供など活動の場を広げている。

 

「普段の暮らしの中で楽しめる“食”を大切にしていて。好きな器を選んで料理を盛りつけたり、スーパーで旬の食材を見つけて『何を作ろうかな』と考えるのも楽しみなんです」

 

食べることも、作ることも好き。そんな暮らしの延長線上にある渡辺さんの活動には、自然とまわりを笑顔にする力が詰まっている。

 

今回は、そんな渡辺さんの 「おいしく、ヘルシーな暮らし」 を見せてもらった。

 

代官山にある「Allegory HomeTools」のお皿は最近のベストメンバー。グレーのやさしい色合いとマットな質感が、料理のおいしさを引き立ててくれる。もやしのナムルや、玉ねぎの炒め物など色味の少ない料理でも、このお皿にのせるとよりおいしそうに見える。お皿は、渡辺さんの料理の魅力を引き出してくれる大切な相棒なのだ。

 

Allegory HomeTools の食器と雑貨が整然と並ぶショップディスプレイ、使うほど愛着のわく暮らしの道具たち

Allegory HomeTools の食器と雑貨が整然と並ぶショップディスプレイ、使うほど愛着のわく暮らしの道具たち

<渡辺さんの愛用の食器>

左上・皿:Allegory HomeTools(アレゴリーホームツールズ)

Allegory HomeTools の食器と雑貨が整然と並ぶショップディスプレイ、使うほど愛着のわく暮らしの道具たち

Allegory HomeTools の食器と雑貨が整然と並ぶショップディスプレイ、使うほど愛着のわく暮らしの道具たち

[Instagram]@Allegory HomeTools (Allegory Inc.) 📍〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1丁目32−29−102

代官山に本店を構える生活雑貨店『Allegory HomeTools(アレゴリーホームツールズ)』は、「いつか使ってみたいもの、いつも使っていたいもの」をコンセプトに、日本製を中心に国内外から新旧問わずセレクトした暮らしの道具を扱っている。店頭には大小さまざまな籐籠や、使うほどに愛着が増すキッチン用品、和洋食器が並び、実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムが豊富に揃う。メーカー製の商品に加え、作家によるオリジナル作品も展開し、使い手だけでなく作り手も支える姿勢が印象的。上質ながらも無理のない価格設定で、日々の暮らしに温もりとセンスを添えてくれるショップだ。

 


STAFF
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