あなたの “好き” で、暮らしをデザインする「NONDESIGN」。
今回お話を伺ったのは、インフルエンサーのMichikoさんと、パートナーでカメラマンとして活躍するSeitaroさんのおふたり。
お招きした場所は、個性的なインテリアアイテムをリリースし続けるドイツ・ミュンヘン発祥の家具ブランドKAREとのコラボレーション住宅、「NONDESIGN COUTURE produced by KARE」。
クレイジーとハッピーをテーマに世界中の人々を魅了し続けるKAREの世界観。真っ白な箱のNONDESIGNに投影すると鮮やかな暮らしが浮かび上がってくる。
磨かれたセンスに遊び心を散りばめた2人の暮らしは、アーティスティックな楽しみに溢れている。
光がたっぷり注ぐリビングで、ゆったりブランチ
声をそろえて「光が好き」と話すMichikoさんとSeitaroさん。
この日、2人のブランチを再現してもらった場所は大きな南向きの窓からたっぷりとした光が差し込むリビングスペース。
Michiko「今のお家も光がたっぷり入るんですが、内覧で日当たりの良さを見ただけで『ここにします』と言ってしまったくらい。このリビングも日当たりがよくて、ここで日向ぼっこをするのも気持ちよさそうですね」
柔らかな午前の光の中で、ゆったりと食事をとる時間は、忙しい日常を忘れる束の間の非日常への入口だ。
Michiko「普段はSeiちゃんの帰宅が遅いので、一緒に食事をとることはほとんどなくて。だから、お休みの日はのんびりしたい、が勝つかな」
Seitaro「ブランチどころか、おやつ?なにごはん?みたいな時間になったりもするけど、良い言い方をすれば、その都度気分に合わせて上手いこと楽しんでるってことかもしれないですね」
あえて、ダイニングではなくソファでくつろぎながらの食事は休日のリラックス気分によく似合う。この日使用したオフホワイトのソファはSeitaroさんが気に入っていた様子。
Seitaro「カタログも拝見したんですが、僕はこのソファが一番好きですね。KAREって個性的なアイテムが多いけれど、組み合わせ次第で落ち着きのある空間にもできるんだなって思いました」
ギャラリーのように思い出を飾る、アーティスティックな部屋
今回の撮影にあたり、Seitaroさんの作品を多数持ってきてもらった。
デザイン性の高い家具が配置された、NONDESIGN COUTUREの壁に飾ると、部屋全体がアーティスティックな印象に。
この家はインテリアが映えるシンプルな間取り。アートや写真を飾ると自分たちだけのオリジナルなギャラリー空間にもなる。
個性豊かな家具が華やかな空間を造り出してくれるので、お気に入りのアートや写真が一層際立つ。
Seitaro「写真を飾るときは部屋全体のバランスを見て、このあたりにこういう写真がほしいな、とイメージをしながらカメラロールから探す感じですね。これは瑞々しい写真がないかな、と探して選んだ1枚です」
そう言って見せてくれたのは大胆な構図で撮られたMichikoさんの写真。
Michiko「撮ったのは旅先のお風呂だったよね。急に、ちょっと寝転んでって言われて(笑)」
Seitaro「余韻を感じられるものが好きなんです。余韻を感じられることでググっと思い出せるものがある気がして」
以前は、アーティストの写真もよく飾っていたが、現在は2人の思い出を撮った写真が増えているそう。
現在の自宅では、廊下やリビングなどいたるところに旅先での思い出や、日常の切り取りが作品として飾られている。
何気ない瞬間に潜む輝きを見つけ出し、作品に昇華することで思い出もより味わい深いものになっていく。
自分を発信する場所は「自分らしい」ほどいい
「相手を喜ばせるのが好き」と話すMichikoさんと、「とにかく笑かしたい」と話すSeitaroさん。
2人の自宅にはいつも多くの友人が集う。
友人を招く際には事前にオリジナルのメニュー表を用意し、オーダーを受け付けるのだという。
Seitaro「前日エスニックだったのに、エスニックが出てくると『エスニックもうええねん』ってなるかもしれないじゃないですか。ミスマッチを防ぐことで、よりうちに来る楽しみを増やしたいなと」
以前は飲食店の経営に携わっていたこともある、Seitaroさん。メニュー表に並ぶ料理はどれも洒落たダイニングで見るようなものばかり。
遊び心満点に付けられた2人の料理ユニット名は、「BEARD AND EYES」。
愛嬌のあるロゴも相まって、訪問するワクワクを底上げしてくれそう。
2人でキッチンに立つことも多い中、現在の住まいで気になっているのはキッチンの間取り。
Michiko「今は壁向きのキッチンなので、料理をしているときにみんなの様子が分からなくて。小さいお子さんにもよく来ていただくので、できれば目を配りたい。なので、このキッチンは全体を見渡すことができて、すごくいいなと思いました」
今回撮影を行ったNONDESIGN COUTUREでは キッチンとダイニングが横並びにあり、家族や友人と会話を楽しみながら料理をすることができる。
Seitaro「喋りながら飲みながら料理をして、みんなで味見をして、味見でお腹が膨れて、みたいな。そういうのいいなぁって思いますね」
気の置けない友人たちと、時間を忘れて過ごす垣根のないひと時。
少しだけレイジーな気分を味わえる贅沢な時間が実現しそうだ。
暮らしにセンスを散りばめて、毎日をもっとカラフルに
日常を丁寧に彩る中に、遊び心を忘れないMichikoさんとSeitaroさん。
生き生きとした暮らしの中に洗練されたセンスが交差し、何気ない日常を特別なものにしてくれる。
2人にとって、NONDESIGN COUTUREはどんな風に映ったのだろうか。
Seitaro「訪れる前は、もっとKAREの家具が強く主張している家かな、と思っていたんです。でも、実際に中に入ってみるときちんと自分と向き合える余白もあって、過ごしやすいなと思いました」
NONDESIGN COUTUREのベースになっているのは、真っ白な箱をイメージしたNONDESIGN。
シンプルな箱にお気に入りのインテリアをコーディネートしてオリジナルな場所を造り出すことができる。
インテリアの組み合わせ次第で刺激的な毎日も、落ち着きのある暮らしも実現する。
Michiko「私はこの1階の広々としたLDKがやっぱり好きです。キッチンがダイニングともリビングとも繋がっている感じが、一緒にいるって感じがすごくします。あと玄関すぐに洗面台があったり、おもてなしの工夫も素敵だなと思いました」
生活を重視した家事導線は暮らしやすさを実現するとともに、無駄な時間をそぎ落とし、家族や訪れる人との時間も豊かなものにしてくれる。
また、ビビッドな色使いが印象的な寝室をSeitaroさんはこう表現してくれた。
Seitaro「夜の弱い照明の中で見るとこのグリーンがきれいだろうな、朝はカーテンから差し込む光を受けて緑の中で目覚める感じがして気持ちいいだろうな、といろいろなシチュエーションを想像しました。あとは寝室の鏡の前。寝室にああいうコーナーがあると、自分と?自分たちとかな?向き合える気がします」
柔らかな1階リビングの印象とは対照的に、寝室は少しモードなカラー。
1日の始まりと終わりを過ごす、最もプライベートな空間を少しだけ大胆なデザインにすることで、正直な自分に出会えそうな気がする。
NONDESIGN COUTUREの合言葉は #ホームファッション。
家もファッションを楽しむように、大胆に、シックに、遊び心を加えて、自分たちらしく楽しんだっていい。
研ぎ澄まされたセンスと遊び心を持つ、2人の暮らしも日々コーディネートを楽しむファッションのよう。
散りばめた遊び心の数だけ、きっとまた2人だけの新しい思い出が描かれていく。
覗き込んだ鏡の向こうに見えるのは、どんな明日だろう。
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STAFF
[Text]
SAE HANE