一緒でも、別々でも。互いの “好き” を尊重し合える2人暮らし|NONDESIGN(ノンデザイン) | UNSTANDARD(アンスタンダード)
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2023.07.14

一緒でも、別々でも。互いの “好き” を尊重し合える2人暮らし|NONDESIGN(ノンデザイン)

一緒でも、別々でも。互いの “好き” を尊重し合える2人暮らし|NONDESIGN(ノンデザイン)

一緒でも、別々でも。互いの “好き” を尊重し合える2人暮らし|NONDESIGN(ノンデザイン)

 

あなたの “好き” で、暮らしをデザインする「NONDESIGN」。

今回NONDESIGNのお家にお招きしたのは、カップルインフルエンサーとして活躍するカンタさんとマユコさん。

10年の月日を経て結婚し、今年から同居生活をスタートさせた。現在進行形で住まいづくりに取り組んでいるという2人。

NONDESIGNでひとときを過ごしながら、2人の “好き” が詰まった理想の暮らしについて聞かせてもらった。


休日の朝は、大好きなラテから始まる

休日の朝を告げるのは、エスプレッソマシーンから聞こえる音と、コーヒー豆の香り。2人の朝はラテから始まる。

 

カンタ「デートでは必ずカフェに行くんです。自然と2人ともラテをよく飲むようになって。

家でも飲みたいからエスプレッソマシーンを買ったんですよ。でも家では、ラテというよりコーヒー牛乳ですかね」

 

そうカンタさんが笑うと、マユコさんもうなずく。

 

マユコ「平日はお互い仕事があるのでバラバラなんですが、休日の朝はだいたい2人でラテを飲みながら過ごします。

最近引っ越したばかりなので、近所のパン屋さんにあちこち行ってるので、ラテとパンが最近の定番です。おいしいパン屋さんが見つかるといいな」

 

2人で旅行に出かける時は、素敵なカフェを見つけて訪れるそう。その時には決まってカフェのコーヒー豆をお土産に。旅の思い出とともにラテを味わうのも楽しいひととき。

毎日ラテを愛飲する2人だから、さぞかしこだわりも強いのでは?とお聞きすると、なんと一番好きなのはセブンイレブンのラテなのだそう!

 

マユコ「カフェのラテはもちろんおいしいんですけど、毎日飲みたいのはセブンなんです。

もっとおしゃれなことを言いたかったんですけどね(笑)」

 

こだわりすぎず、自然体で。飾らないで過ごせることも、きっと長く一緒にいられる秘訣。

 

 


「今日どこ行こう?」バルコニーでデートプランを相談

休日は、出かけることが多いという2人。新しいカフェを開拓したり、洋服を買いに行ったり。「今日は何しようか」という会話から予定が決まる。

 

カンタ「最近は引っ越したばかりなので、インテリアを見に行くことが多いですね。SNSで雰囲気の良いセレクトショップを見つけて、足を運ぶようにしています」

 

結婚前はマユコさんは実家、カンタさんは一人暮らしをしていたそう。

 

カンタ「一人暮らしの時は無機質な感じの雰囲気が好きで、コンクリート打ちっぱなしの部屋に決めたんですが、実際に住んでみると落ち着かないし、閉塞感があってあんまり好きになれなかったんです。

だから2人で住むなら、もっと温かみのある家に住みたいなと思って」

 

2人が住むのは、古くからある団地をリノベーションした物件。郊外だけれど、広々としていて日当たりもいい。今回はリラックスして、暮らせることを重視した。

 

マユコ「無垢材を使った家具を中心に置いて、シンプルで癒されるような空間にしました。ナチュラルなものばかりだと少し物足りない感じもするので、アクセントに色が鮮やかなものを足したり。DIYで棚をつくったりしながら、試行錯誤して部屋をつくっている途中です」

2人は「#こんなデートがあったのか」というコンテンツを制作して発信もしている。陶芸をしたり、美術館に行ったり、大阪のディープスポットに足を運んでみたり。

デートのときの写真にテキストとハッシュタグをつけて投稿することで、多くの人が投稿を見てくれるようになったそうだ。

 

カンタ「大学生の時にせっかく写真撮るならと思って、一眼レフを買ったんです。それを思い出として残したくて、2人のアカウントをつくって投稿し始めたらありがたいことにフォロワーがどんどん増えて。

デートに行った場所とか、着ている洋服を教えてくださいっていうコメントもたくさんもらって」

フォロワーが見やすいようにと、#こんなデートがあったのかというコンテンツを制作してみたところ、たくさんの反響があったそうだ。今ではカップルインフルエンサーとして、企業から依頼を受けることも増えているそう。デートに迷った時は、ぜひ2人の投稿を参考にしてみてはいかがだろうか。


1日の終わりに乾杯を。家飲みタイムは至福の時間

旅やカフェめぐりなどさまざまな場所へ出かけている、カンタさんとマユコさん。けれど一番楽しいのは、「2人で家飲み!」と声を揃える。今日はワインだけど、普段飲むのはもっぱら、レモンサワー。

 

マユコ「ご飯を作って、7時ぐらいから飲み始めることが多いかな。メニューはペペロンチーノとか、ニンニクを使った料理。レモンサワーに合うんですよ。冬場だったら、鍋ですね。牡蠣鍋は最高です!」

 

飲みながら今日あったことなど他愛もないことを話すのが、楽しい。最近の話題の中心はインテリアのこと、そして最近、2人の家族になった2羽の小鳥たちのこと。

 

マユコ「キンカチョウという種類の小鳥で、とってもかわいいんですよ。名前はブギとウギ。

元々実家でオカメインコを飼ってたのですが、私を見ると玄関まで飛んでくるんです。『マユマユ』って名前も呼んでくれるんですよ(笑)。だから引っ越したら、小鳥を飼いたいと言っていたんです」

 

カンタさんも、ブギとウギを溺愛しているそう。

 

カンタ「今まで外出が多かったんですが、最近はブギとウギに会いたくて早く帰りたくなっちゃう(笑)」

 

2人と2羽でまったりと過ごす時間が、今は一番のリラックスタイムだ。

キンカチョウのブギとウギ


レコードを聴きながらまったりタイム

2人の共通の趣味は、音楽。食後はリビングでレコードを聴きながらまったり過ごすこともあるそう。

フォトグラファーの友人に教えてもらっているうちにハマり、レコードのプレイヤーを購入した。主に聴くのはnever young beachや星野源など、自分たちの好きなアーティストのレコード。

カンタ「CD音源とレコード音源を聴き比べてみましたが、正直あんまりわかんなかったんです…(笑)。でもレコードをセットする所作やプツプツという音とか、そういうことも含めてレコードを聴くという時間が好きですね」

2人でライブに行くほど大好きなnever young beachのレコード


“一緒に住まう”ために必要なこと

高校生から付き合い始めて10年という歳月を共に過ごし、今年からは夫婦という次のステージへと踏み入れたカンタさんとマユコさん。心地よい関係性でいるために、心掛けていることはあるのだろうか。

 

カンタ「お互いの時間を大事にすることかな。僕はSNS投稿を始めたことでカメラにハマって、今はフォトグラファーとしても活動させてもらっています。

マユコは今年からダンス講師の仕事も始めました。お互いにやりたいことをできる時間をしっかり確保するようにしていますね」

 

マユコ「ささいなケンカをすることもありますけど、なるべくその日のうちに解決するようにしています。

お互い、寝たら気持ちが切り替わるタイプなんで、あんまり長引くことはないかな(笑)」

撮影当日にカンタさんが撮影したマユコさん

お互い尊重し合いながら暮らしている2人。でも、もしNONDESIGNで理想の家をつくるなら、各自の部屋をつくって趣味に没頭したい!とのこと。一緒でも、別々でも。それが2人の仲良しの秘訣。

 

マユコ「いつかNONDESIGNみたいな、広いバルコニーのある家にも住んでみたいですね。休みの日には友達を招いてバーベキューしたり、ちょっと早く仕事が終わった日には、ご飯を作ってバルコニーで家飲みなんて最高ですね!」

 

2人の手には、いつものお気に入りのレモンサワー。レコードプレイヤーからは大好きなnever young beachが流れている。

一緒に好きなもの、お互いに好きなものも大切にしながら、楽しくゆるやかに2人の暮らしは続いていくのだろう。

 

NONDESIGN

STAFF
[Text] YUKARI MIKAMI